【図解でわかる!】子育て支援ブログ ~こころのねっこ~

育児休暇を機にSEから保育士に転職した1児の父親が、自身の育児経験、保育経験の中で得た子どもも大人も幸せになる子どもとの関わり方やマインドを図解を使って分かりやすくお伝えします。自己肯定感を育むこと、子どもを主体として認める事を第一に考えています。育児中の方はもちろん、プレママ・プレパパや保育者の方も是非ご覧ください。

2-1.自己肯定感は人生の土台


1.初めに

この記事では、自己肯定感とは何か、そして自己肯定感が生きていく上でどれほど大切なものなのか、自己肯定感の高い低いにより表れる子どもの姿について見て行きます!
 

2.自己肯定感とは

 自己肯定感とは自分が
  ・必要とされている
  ・今のままでの自分で良い
  ・ここに居ても良い
  ・大切にされている
  ・愛されている
  ・価値のある人間だ
と感じられる気持ち、安心感の事です。 

 「自分自身をそのまま受け入れられる気持ち」とも言えると思います。

 

平たく言うと「自信」とも言えますが、勉強が出来る、運動が出来る、というような「能力の自信」ではなく、自分はここに居ても良いという自分に対する「存在の自信」なのです☆

 


3.自己肯定感は人生の土台

 自己肯定感は生きていくうえで一番大切なもの。その人間の基礎、土台となるものだと思います。
 
その土台の上に「勉強」「運動」「生活」「人間関係」等々、人としての様々なものが積み重なっていくのだと思います。
もしその土台となる自己肯定感が崩れてしまうと、その上に積み重ねたものも一緒に崩れ去る事となります(><)。
 
例えば、サッカーが上手で推薦入学したとしても、入学先の学校に更に上手な子がいて挫折を経験した時に、自己肯定感が備わっていないとそこから立ち直れず、サッカーを止めるどころか不登校になってしまう可能性もあります。勉強についても同じことが言えるでしょう。

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図)自己肯定感は人生の土台
長い人生を歩む中で、この自己肯定感さえ備わっていれば、上手くいかないことがあっても踏ん張り立ち直ることが出来るはずです。その「上手くいかなかったこと(=失敗/挫折/難)」でさえそれが今の自分だと、ありのままの自分を受け入れられるからです。
 
しかし自己肯定感が備わっていなければ、ほんの少しの失敗や挫折、嫌な事でも簡単に自分を見失い、そこから立ち直ることが難しくなるのです。
 

4.自己肯定感が子どもにもたらす姿

自己肯定感が子どもにもたらす姿について、自己肯定感が高い場合と低い場合を比較します。

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図)自己肯定感が子どもにもたらす姿
 
いくら出来ることが増えても、自己肯定感を損なったり自尊心を無くしたら意味が無いと思うのです。
勉強や躾も大切ですが、それらを身に着ける過程で怒鳴られる、何かを強制される、否定される等して自己肯定感を損なうようなことがあれば、子どもの幸せな人生の為にと子育てを頑張ったとしても本末転倒ではないでしょうか。まずは自分を肯定できる気持ちを育てていくことが大切なのだと思います。
 
 

5.まとめ

自己肯定感とは、自分には価値がある、ありのままの自分を認められる気持ちのことで、その気持ちが生きていく上で様々な困難にも負けない、人としての土台となる。土台が揺らげばその上に積み重なっているものも一緒に崩れ去る。
自己肯定感が高いか低いかにより子どもの姿は大きく左右される。
 
次の記事ではその自己肯定感を育てるにはどうすれば良いのかを見て行きます!
 
※また、この自己肯定感は子どもだけではなく親である大人にとっても、子どもと同じように大切なものです。当ブログでは子どものみならず親にとっての自己肯定感の大切さについても触れていきたいと思います。お子さんを承認すると共に、ご自身のことも沢山承認してあげて下さいね!
 
子も親も無理なく自己肯定感を育み、まったりと子育てライフを楽しみましょう~☆彡